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リペアセッペのよもやま話~part28~

皆さんこんにちは!

リペアセッペの更新担当の中西です!

 

“住まいの総合医”として、家と人の未来を守る🏠🛠️🌈

 

家屋補修工事業は、単発の修理に見えて、実は家の未来に大きく関わる仕事です。雨漏りを止めることは、構造の腐食を防ぐこと。漏水を直すことは、カビやシロアリのリスクを抑えること。床の沈みを直すことは、転倒事故を防ぐこと。補修は、家の寿命と住む人の安全を守る“分岐点”に立つ仕事です。

第2回では、家屋補修の価値を「安全」「資産」「防災」「総合力」という視点で掘り下げます😊✨


1)補修は“安全を守る工事”🛡️🏠

家の不具合は、見た目だけの問題ではありません。安全性に直結します。

  • 床の沈み → 転倒や踏み抜きリスク

  • 手すりの緩み → 事故につながる

  • 屋根材の浮き → 強風で飛散の危険

  • 外壁の剥がれ → 落下の危険

  • 漏電 → 火災リスク

  • 漏水 → カビ・腐食・構造劣化

家屋補修は、このリスクを現実の“事故”になる前に止める仕事です。
特に高齢者のいる家庭では、小さな段差や床の不陸が大きな事故につながることもあります。補修が、暮らしの安全を守ります🏠🛡️


2)補修は“資産価値”を守る仕事💰🏠

家は資産です。でも資産価値は、放っておけば下がっていきます。
大きく価値を落とすのは、雨漏り・腐食・シロアリ・基礎の劣化といった、構造に関わるダメージです。

つまり家屋補修は、

  • 構造体への水の侵入を防ぐ

  • 腐食とカビを抑える

  • 劣化を早期に止める

  • 大規模改修を回避する

ことで、家の価値を守ります。

お客様が「直してよかった」と感じるのは、目に見える修理だけではありません。
“家が長持ちする”という未来を買っている。補修業者は、その未来を提供しているとも言えます😊✨


3)災害が増える時代に、補修の価値は上がる🌧️🌀

近年は豪雨や台風、地震の影響で、家のダメージが増えています。雨樋の破損、屋根の浮き、外壁のクラック、浸水、基礎周りの問題…。こうした災害後の補修は、地域の暮らしを立て直す上で欠かせません。

家屋補修工事業は、災害時にこそ必要とされる仕事です。
復旧のスピードは、生活再建のスピードに直結します。
そして、災害が起きた後だけでなく、災害に備える補修(予防補修)も重要になります。

  • 屋根・外壁の点検と補強

  • ひび割れ補修と防水

  • 雨樋・排水の整備

  • ベランダ・バルコニー防水の更新

こうした工事が、被害を小さくします。
補修は、防災の一部でもあります🏠🛡️✨


4)家屋補修は“総合力”が求められるから面白い🔧🧠

家のトラブルは、単一の専門で完結しないことが多いです。
雨漏りひとつとっても、屋根、板金、防水、外壁、サッシ、シーリング、下地大工、場合によっては電気まで絡みます。

だから補修業者には、

  • いろんな工種を横断して理解する力

  • 他業種との連携力

  • 現場の優先順位を決める力

  • 予算に合わせた提案力

  • 再発防止まで見据えた計画力

が求められます。

この総合力がついてくると、補修業者は“住まいの総合医”になります。
「この人に相談すれば大丈夫」
そう言われる存在は、仕事の幅も信頼もどんどん広がります😊✨


5)リピートが生まれる仕事。地域で信頼される強さ🏘️🤝

家は一度直して終わりではありません。
住み続ける限り、点検やメンテナンスが必要です。小さな補修をしながら、家は長持ちします。

家屋補修工事業は、地域に根差せば根差すほど強い仕事です。
一度信頼を得ると、

  • 別の不具合でも相談が来る

  • 親族や近所から紹介が来る

  • 定期点検の依頼が入る

  • 緊急時に真っ先に呼ばれる

という流れが生まれます。

広告よりも“人”で選ばれる。
この構造は、誠実な仕事をする業者ほど有利です😊✨

リペアセッペのよもやま話~part27~

皆さんこんにちは!

リペアセッペの更新担当の中西です!

 

「直す」ではなく「暮らしを取り戻す」仕事️

 

家は、ただの建物ではありません。雨風をしのぐ箱でもなければ、資産としての数字だけでもない。家には、家族の時間が積み重なり、生活のリズムがあり、安心して眠れる場所としての“意味”があります。だからこそ、家に不具合が起きたとき、人は想像以上に不安になります。

「天井にシミが…これ雨漏り?」
「床がフワフワする…抜けるの?」
「外壁にヒビが増えてる…地震の影響?」
「扉が閉まりにくい…歪んできた?」

こうした小さな異変は、放置すれば大きなトラブルに繋がります。そして、その不安を“確かな安心”に変える仕事が、家屋補修工事業です

家屋補修は、新築のように目立つ華やかさはないかもしれません。でも、生活のど真ん中を支える仕事であり、「助かった」「本当にありがとう」が直に返ってくる、誇りのある仕事です。今回は、家屋補修工事業の魅力を、現場のリアルとともに深掘りします✨


1)家屋補修は“暮らしの救急” 目の前の困りごとを解決する仕事

家屋補修の多くは、住んでいる人の「困った!」から始まります。つまり、依頼が来た時点でお客様はすでに困っている。ここが、リフォームや新築とは少し違うところです。

雨漏り、漏水、排水詰まり、建具不良、床鳴り、壁のひび割れ、シロアリ、外壁の剥がれ…。これらは、生活に直結します。
「寝室に雨漏りがする」
「トイレが使えない」
「玄関が閉まらない」
こうなると、日常の当たり前が崩れます

家屋補修工事業は、その“当たり前”を取り戻す仕事。
お客様にとっては、補修が終わることがゴールではなく、「普通に暮らせるようになる」ことがゴールです。だからこの仕事は、技術と同時に“生活者目線”が求められます。そしてそれが、仕事のやりがいにも直結します✨


2)原因を突き止める“診断力”が面白い

家屋補修の魅力のひとつは、ただ直すだけではなく「原因を見抜く」面白さがあることです。家の不具合は、症状が出ている場所と原因が一致しないことが多いからです。

たとえば、天井のシミ。
原因は屋根の破損だけではありません。外壁のクラック、サッシ周りのシーリング劣化、ベランダの防水切れ、配管の漏れ、結露…。可能性は幅広い。

床が沈む場合も、単なる床板の劣化だけでなく、根太の腐食、束の沈下、基礎周りの湿気、白蟻被害など、根本原因は下に隠れています。

つまり家屋補修は、
「現象を見て、仮説を立て、検証して、原因に辿り着く」
というプロセスが重要です。これはまるで、住まいの探偵です️‍♂️✨

原因を特定できれば、対策は最短になります。逆に原因を見誤ると、直しても再発します。
だからこそ、補修業者の価値は“診断力”に表れます。診断が当たって、再発がなく、お客様が安心して暮らせる。ここにプロとしての達成感があります


3)「小工事」の積み重ねが、家の寿命を伸ばす⏳

家は、適切に手入れをすれば長く持ちます。逆に、放置すれば早く傷みます。補修工事は、その分岐点に介入できる仕事です。

たとえば、

  • 屋根の小さなズレを直す

  • シーリングの切れ目を打ち替える

  • 雨樋の詰まりを取る

  • 外壁のヒビを補修する

  • 小さな漏水を早期に止める

これらは小さな工事に見えます。しかし、ここを放置すると雨水が侵入し、木部が腐食し、断熱材が濡れ、カビが発生し、構造体が弱り、最終的には大規模改修や建て替えが必要になることもあります

家屋補修は、家の寿命を延ばす“予防医療”のような仕事です。
お客様の大切な資産と生活を守ることに直結します️✨


4)現場対応力がそのまま評価になる。段取りと説明が武器になる

補修の現場は、予定通りにいかないことも多いです。開けてみたら想定より腐食が広がっていた、配管が複雑に回っていた、下地が想像と違った…。こうした“想定外”は日常です。

だからこそ必要になるのが、現場対応力。

  • 状況を冷静に把握する

  • お客様にわかりやすく説明する

  • 複数の補修案(費用・耐久・工期)を提示する

  • 緊急度と優先順位を整理する

  • 他業種(電気・設備・板金・大工など)と連携する

補修工事は、お客様の不安が大きいからこそ、説明の丁寧さが信頼に直結します。
「何が原因で、どう直して、どれくらい持つのか」
これをきちんと説明できる業者は強いです✨

“腕がいい”だけではなく、“伝え方がうまい”ことも魅力になる。
家屋補修は、技術とコミュニケーションが融合した仕事です


5)「ありがとう」が一番近い仕事

補修工事が終わった瞬間、お客様の表情が変わることがあります。
雨漏りが止まった。床がしっかりした。ドアが閉まるようになった。水が流れるようになった。暖かくなった。

その瞬間に返ってくる言葉は、とてもシンプルです。
「助かりました」
「これで安心して眠れます」
「もっと早く頼めばよかった」

家屋補修は、お客様の“生活”に直結しているからこそ、感謝がストレートに返ってきます。
この仕事は、現場での達成感が深く、誇りを持ちやすい仕事です✨

リペアセッペのよもやま話~part26~

皆さんこんにちは!

リペアセッペの更新担当の中西です!

 

さて今回のよもやま話では

~最新工法・材料・デジタル化──未来の住宅メンテナンスとは?🔧🌈✨~

近年、住宅補修の世界は大きく進化しています。
耐震化、断熱性能、外壁材の長寿命化、雨漏り診断のデジタル化など、補修技術は“建築の最先端”とも言えるほど高度になってきました。

ここでは、家屋補修工事が抱える課題、最新技術、工法、そして未来の補修業の姿を深く掘り下げます。


■ 家屋補修工事の課題📌😣

① 建物の老朽化の増加

築30年以上の家が増え、補修ニーズが急上昇。


② 自然災害の増加

台風・豪雨・地震による補修が年々増加。


③ 職人不足

高い技術が必要なため後継者不足が深刻。


④ 劣化の多様化

昔と違い、多種多様な建材が使われており劣化原因が複雑。


■ 最新の補修工法・材料🚀🔧

■ ① デジタル雨漏り診断📱💧

サーモカメラ・ドローン・湿度センサーで
雨漏り箇所を“可視化”できる時代に!

従来は経験頼りだった雨漏り診断が、
より正確かつスピーディーになりました。


■ ② 超高耐久の外壁材🧱

  • 高耐候塗料(フッ素・無機)

  • 高耐久シーリング

  • 窯業系サイディングの進化

  • 金属サイディングの普及

これにより外壁の寿命が飛躍的に向上。


■ ③ 耐震補強の進化🏠💪

  • 制震ダンパー

  • 金物補強

  • 壁量バランス補正

  • 床下からの耐震補強

地震大国日本だからこそ進化している分野。


■ ④ 防水工事の革新☔✨

  • FRP防水

  • 塩ビシート

  • ウレタン防水(密着・通気緩衝)

  • 長期保証付き防水材

特に通気緩衝工法は、下地が湿っていても施工できる革命的工法。


■ ⑤ 基礎補修の強化🧩

エポキシ樹脂注入がさらに進化し、
強度回復がより高精度になっています。


■ 住宅メンテナンスのデジタル化✨📲

✔ 建物カルテの普及

過去の修繕履歴をデータ化し、最適な補修計画を立てられる。


✔ AIによる劣化診断

写真をAIに読み込ませるだけで
外壁クラックの分類・劣化診断が可能に。


✔ ドローン点検

屋根点検が安全かつ迅速に。
高齢職人の負担も減ります。


■ 未来の家屋補修職人に求められる力💪🔥

① 技術 × 科学 × デジタル

現場経験だけでなく、
診断技術・新素材理解・デジタル活用が必須。


② コミュニケーション能力

住宅補修はお客様と近い距離で仕事します。
説明力・安心させる力も重要。


③ 問題解決能力

「なぜ劣化したのか?」
原因を突き止める力が最も重要なスキル。


■ 家屋補修の魅力🏠✨

  • 家族の暮らしを守る誇り

  • “形に残る仕事” の達成感

  • トラブル解決で感謝される

  • 身につけた技術が一生使える

  • 社会貢献性が非常に高い

補修工事は地味に見えて、実はとてもクリエイティブで奥の深い仕事なのです😄🏠💡


■ まとめ🌟

家屋補修工事は、家を長持ちさせ、安全に住み続けるための重要な工事。
そして、最新技術の導入でますます進化しています。

雨・風・地震・湿気──
日本の住宅が抱える課題は多いですが、
それを守るのが 家屋補修のプロ です。

これからも住宅補修は必要とされ続ける、価値の高い仕事です🔧🏠✨

リペアセッペのよもやま話~part25~

皆さんこんにちは!

リペアセッペの更新担当の中西です!

 

さて今回のよもやま話では

~見えない劣化を見抜く技と、暮らしを支える修繕の世界🔧🧱✨~

家は建てたら終わり──ではありません。
長年にわたり雨風や紫外線、温度変化、地震、湿気にさらされる「家」は、必ずどこかが劣化していきます。

その劣化を早期に見抜き、修繕し、家の寿命を延ばすのが
家屋補修工事(家屋リペア・補強・修繕工事) のプロたちです🏠🔧✨

ここでは、そんな家屋補修の世界を 専門的かつ分かりやすく、そして臨場感たっぷりに紹介します。


■ 家屋補修工事とは?🔧🏠

家屋補修とは、住宅の劣化・破損・老朽化や災害による損傷を修復し、家の性能と寿命を保つ工事のことです。

補修内容は多岐にわたります👇

  • 外壁補修(ひび割れ・爆裂・シーリング不良)

  • 屋根補修(瓦のズレ・漆喰補修・板金修理)

  • 雨漏り補修

  • 防水工事

  • 床下補強

  • 基礎クラック補修

  • 白蟻(シロアリ)対策

  • 窓まわり補修

  • 室内の床・壁・建具補修

  • 地震による傾き修正

  • 給排水設備の補修

“家の健康診断と治療”ともいえる、大切な仕事です。


■ なぜ家の補修は必要なのか?📌😲

① 経年劣化は必ず起こる

築10年を越えると、外壁・屋根の劣化は必ず進行します。


② 雨漏りは放置すると家が腐る

木造住宅では「雨漏り」は最も危険な劣化。
構造材が濡れて腐れば、耐震性が大幅に低下します。


③ 基礎のひび割れは倒壊リスク

地震や不同沈下で基礎にクラックが入ることは珍しくありません。


④ シロアリは気づいた時には遅い

床下の木材を食べ、家の強度を下げる最大の敵。


⑤ 表面だけ綺麗でも内部劣化は進む

家の劣化は“外から見えない部分”から進行します。

補修は家の寿命を延ばし、生活を守るための必須作業なのです🏠✨


■ 家屋補修の流れ:プロの診断はここが違う🔍👷‍♂️

家屋補修は“調査”が命。
間違った診断では、工事をしても不具合が再発します。


🔎 ① 現地調査(住宅診断)

補修工事のプロは、家の外から内まで徹底チェックします。

チェックするポイント👇

  • 外壁のひび割れ(ヘアークラック・構造クラック)

  • 屋根のズレ・破損

  • 雨どいの歪み

  • シーリングの硬化・割れ

  • 基礎のクラック

  • 床の傾き(レーザー水平器使用)

  • クロス(壁紙)の浮き・亀裂

  • サッシ周りの防水不良

  • 床下の湿気・カビ

  • 給排水の漏水跡

ここで原因を“確定”させる能力がプロの腕の見せどころです💪✨


🔧 ② 補修計画の作成

調査結果に応じて、以下を決定します👇

  • 補修方法

  • 使用部材

  • 工事手順

  • 工期

  • 再発防止策

建物ごとに状況が違うため、オーダーメイドで補修計画を立てます。


👷 ③ 実際の補修工事作業

ここから本番!

補修の主な内容を、深く丁寧に紹介します👇


■ 外壁補修:ひび割れ(クラック)修繕🧱🔧

● ヘアークラック

髪の毛のように細いひび割れ。
放置すると雨水が浸入するため、専用シーラーやフィラーで補修。

● 構造クラック

3mm以上の大きなひび割れ。
家の構造に影響があるため、“Uカット+樹脂注入工法”が一般的。


■ 屋根補修:瓦・スレート・板金の修理⛰️🔨

  • 瓦のズレ・割れ交換

  • 棟瓦の積み直し

  • 漆喰詰め直し

  • スレート割れ補修

  • 棟板金の釘打ち直し

  • 防水紙(ルーフィング)の交換

屋根は“家の命”といわれるほど重要です。


■ 雨漏り補修☔⚠️

雨漏りは原因特定が最も難しい分野。

主な原因👇

  • 屋根の破損

  • 外壁クラック

  • シーリング劣化

  • ベランダ防水不良

  • サッシまわりの施工不良

散水試験で原因箇所を探し、適切に補修します。


■ 基礎補修と耐震補強🏠🧩

地震で最も被害が出やすい部分が“基礎”。
エポキシ樹脂注入や鉄筋補強などで強度を回復します。

また、床下の補強として👇

  • 鋼製束の追加

  • 根太・大引きの補強

  • 床下換気改善

なども行います。


■ 家屋補修の専門技術🛠️✨

  • 知識(建築・構造・防水)

  • 目視力(劣化の早期発見)

  • 適切な工法選定

  • 現場の応用力

  • 雨漏り原因の特定力

  • 下地処理の丁寧さ

  • 耐震の知識

  • 安全管理

補修工事は“表面だけ直せばOK”ではありません。
根本原因を見抜くプロの眼が必要です。


■ 家屋補修の魅力✨

  • お客様の生活を守れる

  • 家が長持ちする

  • 地震・雨から家族を守る

  • 「ありがとう」が直接届く仕事

  • 技術が一生ものになる

家の安心と安全を支える大切な使命があります🏠💖

リペアセッペのよもやま話~part24~

皆さんこんにちは!

リペアセッペの更新担当の中西です!

 

さて今回のよもやま話では

~“居ながら・止めない・長持ち”~

**環境と長寿命の両立(サステナ)**がテーマ。店舗・病院・工場・マンション…止められない現場でも、安全・品質・スピードを両立するコツを、実例と“すぐ使えるテンプレ”でお届けします。


1️⃣ 居ながら改修の鉄則——“音・粉・臭・動線”を制す

  • :ハツリは時間帯制限低騒音工具。振動がNGならワイヤーソー・水圧はつりも検討。

  • :局所負圧・HEPA集塵・養生二重。エレベーター養生&時間帯搬入でクレーム激減。

  • :低臭材料&送風/排気。医療・食品は臭気シミュレータで事前確認がベター。

  • 動線人⇄資材⇄廃材の“逆走ゼロ”レイアウト。矢印サインと導線テープで迷わない。➡️

掲示テンプレ:「工期/時間帯/連絡先/緊急時の避難経路/作業音のピーク時刻」をA3で掲示+チラシ配布。


2️⃣ 住戸・共用部“静かな工事”の工夫 ‍

  • 共用部:養生色を**統一(青=通行、赤=危険、緑=置場)**して視認性UP。

  • 住戸内:家具移動/養生の手際が印象を決める。クリーニング同時手配で満足度UP。

  • 高齢者・子ども配慮:段差スロープ・仮手すり・作業前後の声かけ。


3️⃣ DXで“段取りの重さ”を軽くする

  • 配車・搬入予約:Googleカレンダー+共有マップで**“いつ・どこから・何を”**を一画面に。

  • 写真台帳自動化:スマホで「部位/工程/材料/時刻」のタグを選ぶだけ。時刻・位置スタンプで後からラク。

  • 電子承認:モックアップ・色見本・合否基準をチャット承認でログ化。

  • 簡易BIM/AR:雨仕舞い・役物・目地位置を現地で重ね見→“干渉ゼロ”に。️

ミニKPIダッシュボード

  • 待機時間(min/日)

  • 再手直し率(%)

  • 養生破損ゼロ日数(連続)

  • 苦情件数(件/週)
    →毎朝の朝礼で可視化するとチームの動きが締まる


4️⃣ 防水・外壁の“長持ち設計”——ディテールで差がつく ️️

  • 逆勾配NG:改修で最も多い原因。レベリング+溝切りで水を逃がす。

  • 二面接着:目地底にバックアップ材。三面は割れの温床。

  • 水返し・毛細切り:笠木端部に5〜10mmの返し&ノッチ。

  • 通気:外装は入気・排気の連続性を断たない。カバー工法時は特に。

散水試験のコツ“上から横から”、送風併用で負圧を再現。動画で残すと説得力爆上がり


5️⃣ 構造×補修——“動きを受ける”発想

  • 伸縮目地追加:クラックを“消す”より“吸収”する。

  • Uカット&樹脂充填+目地化:動くひびは“目地に変える”のが恒久策。

  • 金物補強:タイル剥落対策のメカニカルアンカー。見た目はキャップで意匠整え。

教訓補修は“静止画”ではなく“動画”で考える。(温度、湿度、荷重、風…時間軸の設計)


6️⃣ サステナ補修——地球と財布にやさしい二兎取り ♻️

  • 残材最小化:発注時に歩留まりシート。端材で試験片/納まり見本を作って再利用。

  • 洗浄水のpH中和・回収:近隣排水に配慮。

  • 低VOC・水性系の活用。

  • LCCで提案:初期安価より10年トータル安を図で説明。


7️⃣ ケース1:商業施設の夜間防水改修(営業継続) ️

  • 課題:昼は営業で止められない。臭気・騒音厳しめ。

  • 方針:ウレタン防水(低臭)を夜間施工。先行で養生・資材仮置き→本隊は一筆書き動線で。

  • 成果:夜間4日で完了、臭気クレームゼロ、翌朝荷重にも耐える膜厚を確保。

8️⃣ ケース2:工場の床爆裂補修(止められないライン) ⚙️

  • 課題:台車荷重・油分・24h操業。

  • 方針:油面対応プライマー→樹脂モルタル断面修復→速硬型トップで朝までに開放。

  • 成果:段差ゼロで通行OK、滑り係数も規定クリア。


9️⃣ お客様コミュニケーションの神7 ‍

  1. 工程表は“天候版”も添付(雨天時のスライド案)。

  2. モックアップで“色・艶・肌理”のOKサインをもらう。

  3. 作業前朝の5分挨拶(今日の音・臭・時間のピーク共有)。

  4. 中間報告(写真3枚で“進捗・問題・次の一手”)。

  5. 散水・通水試験は立会い

  6. 引渡しセット(写真台帳PDF・材料仕様・メンテ手引き)。

  7. 1ヶ月・6ヶ月後のアフター点検予約を先に入れる。


明日から使える“補修チェックリスト” ✅

  • 〔診断〕写真・打診・含水・原因仮説

  • 〔設計〕対症+根治/材料相性表/モックアップ

  • 〔施工〕撤去→清掃→下地調整→プライマー→本体→仕上げ

  • 〔検査〕膜厚・付着・散水・写真台帳

  • 〔安全〕粉塵・臭気・動線・掲示

  • 〔アフター〕メンテ手引き・点検スケジュール

これをA4一枚で現場に貼れば、**手戻り−30%**も夢じゃない!


まとめ ✨

補修工事=“止めない・漏らさない・長持ちさせる”の設計学。
音・粉・臭・動線の配慮で“居ながら”を成功させ、DXで段取りを軽くし、ディテールで長寿命化。最後は写真と数値
で信頼を形に。
次の現場、あなたの一手で**再発ゼロ&満足度120%**を狙いましょう!️

リペアセッペのよもやま話~part23~

皆さんこんにちは!

リペアセッペの更新担当の中西です!

 

さて今回のよもやま話では

~診断→設計→施工→検査を一気通貫でわかりやすく ~

原因を見極め、再発を防ぐ設計を行い、適材適所の材料と工法で施工し、数値と写真で検証してはじめて“良い補修”です。今回は、外壁・躯体・防水・仕上げまで、診断→設計→施工→検査→引き渡しの基本ラインを、今日から使える実務のコツ満載でまとめます。✨


1️⃣ 診断(インスペクション)——“症状”ではなく“原因”を見る

補修の成否は最初の観察で8割決まるとも。

  • 目視+触診:ひび割れ幅、方向、発生位置。触ると白粉が付く?→チョーキング。

  • 打診:タイル・モルタルの浮き音を“コンコン”で確認。空洞は高音に。

  • 含水・漏水経路:ピン式含水計、色水・発煙試験で水の旅路を特定。

  • 鉄筋腐食サイン:赤錆滲み、爆裂(コンクリートかぶりの剥落)。

  • 環境・運用:結露・日射・振動・塩害・酸性雨・設備ドレン逆流など。️

診断メモの黄金テンプレ
「部位/症状/規模/想定原因/再現条件/一次対策/恒久対策案/要協議先(板金・設備・電気)」の8項目で写真添付


2️⃣ 設計(補修方針)——対症+根治の二刀流 ️⚖️

“その場しのぎ”は最短で再発。方針はWレイヤーで。

  • 対症:現症の安全確保・美観回復(例:エポキシ充填、パテ補修、仮防水)。

  • 根治:原因を断つ(例:雨仕舞いディテール改修、伸縮目地追加、排水経路改善、材料変更)。

  • 優先度:安全>漏水>劣化進行>美観。

  • サンプル&モックアップ:色・艶・テクスチャーは現地で原寸確認が鉄則。

ルール:外装は「水は上から下へ・風は横から」で考える。逆勾配、三面接着、毛細上昇はNGワード。


3️⃣ 材料選定の“相性表”

  • コンクリート欠損:ポリマーセメントモルタル、樹脂モルタル、断面修復材。

  • ひび割れ(構造/非構造)

    • 0.2mm未満→表面含浸・微弾性フィラー。

    • 0.2〜0.5mm→低圧エポキシ注入。

    • 0.5mm超・動くひび→Uカット&シーリング+目地化。

  • タイル浮き:アンカーピンニング+エポキシ樹脂注入 or 張替え。

  • 防水:ウレタン塗膜(汎用・複雑面に◎)、FRP(高強度)、アスファルト(耐久)、シート(速い・均質)。

  • 塗装:下地の含水・pHで選ぶ。アルカリ焼け対策はシーラー+乾燥

  • 金属部:ケレン度(Sa/3種)→防錆→上塗り。沿岸はフッ素樹脂や亜鉛リッチ塗装が有効。️

コツ:材料の「可使時間」「最小施工温度」「膜厚」と天候を同じ表に。養生日数込みで工程逆算


4️⃣ 施工ステップの“型”

A. 下地づくり

  • 浮き・脆弱層の撤去:サンダー・ハツリ。粉塵対策と周辺養生を徹底。

  • 清掃・脱脂:油分・汚れは密着の敵。高圧洗浄は飛散対策をセットで。

  • プライマー:材料相性に合わせ、塗布量と乾燥時間を厳守。

B. 補修本体

  • ひび:低圧樹脂注入は“少量多点”。吐出確認は裏面や横面で。

  • 欠損角を生かす下地成形→湿潤→材料充填。応力集中を避ける小R付け。

  • タイル:温度差対策で日陰での施工を優先。目地は二面接着で。

C. 防水・仕上げ

  • 勾配確認:水たまりを作らない。1/100〜1/50が目安。

  • 層間のインターバル:指触乾燥OKでも化学硬化が終わる時間を待つ。

  • 色合わせ:上塗りはサンプルの“同ロット”で統一。


5️⃣ 安全・近隣配慮——“静かに早く美しく”

  • 足場・高所:フルハーネス、親綱、荷揚げ計画。

  • 粉塵・臭気:負圧集塵・低臭材・作業時間帯の配慮。

  • 騒音:ハツリは時間制限、静音刃。掲示とチラシで事前告知。

  • 雨天時:無理は禁物。含水で密着不良→再発の最短ルート。☔


6️⃣ 検査・記録——「うまくいった」を証明する

  • 写真台帳:着工前→撤去→下地→プライマー→本体→仕上げ→散水・通水。

  • 数値:含水率、膜厚(コームゲージ)、付着(簡易引張)、pH、赤外での含水ムラ。

  • 散水試験:開口・役物周りは負圧送風+散水で再現性UP。

  • 合否基準:見た目だけでなく**“漏れない・剥がれない・たまらない”**を数値化。✅


7️⃣ ケーススタディ:外壁タイルの浮き&漏水を同時に解決

  • 症状:南面バルコニー直下の部屋で雨後に染み。タイルは浮き音多発。

  • 原因:笠木の水返し不足+目地の三面接着+タイル空隙。

  • 対策:笠木端部に毛細切り、目地はバックアップ材で二面接着、浮きはピンニング+エポ注入、一部は張替え。

  • 検証:散水60分+負圧送風で漏れゼロ。写真台帳と図面で引渡し。


8️⃣ コストと工程のリアル ⏱️

  • お金の内訳:仮設・撤去・下地・材料・養生・検査・写真台帳・予備費。

  • 工程の握り:天候・乾燥・検査待ちを明文化。無理な短縮は再発コストへ。

  • LCC(ライフサイクル):初期安 vs 長寿命、10年合計で比較。


9️⃣ まとめ ✨

補修は**「原因×設計×相性×検証」**の総合格闘技。
対症+根治の二刀流で、再発しない・記録が残る・現場が気持ちいい補修を目指しましょう。次回は、居ながら改修・DX・サステナブル補修を深掘りします!

リペアセッペのよもやま話~part23~

皆さんこんにちは!

リペアセッペの更新担当の中西です!

 

さて今回のよもやま話では

~やりがい~

新築偏重からストックを長く使う時代へ。補修工事は“壊れたところを塞ぐ”から、劣化原因の特定→再発防止設計→品質の可視化まで担う総合実務へ変わりました。本稿では、現場のリアルに根ざしたいま求められるニーズと、この仕事ならではのやりがいを整理し、すぐ使える実装ヒントまでまとめます。


1|いま現場が補修に求める「10のニーズ」

  1. 原因特定(診断の質)
     目視・打診だけでなく、赤外線・GPR・電位測定など非破壊検査の最適組合せで“なぜ壊れたか”を特定。

  2. 再発防止の設計
     断面修復だけで終わらず、遮塩・防水・通気・排水・熱応力まで踏み込んだ“機能の再構築”。

  3. 付着と界面管理
     下地の含水率・pH・粗さ・プライマー相性を管理し、“剥がれない”根拠を数値で示す。

  4. ひび割れの扱い分け
     構造的/表層・静的/進行性を見極め、誘発目地・弾性下地・樹脂注入・メッシュ補強を使い分け。

  5. 耐久・維持費の最適化
     初期費だけでなくライフサイクルコストで提案。塗膜グレード、保護材、点検周期をセットで明示。

  6. 短工期・操業継続性
     夜間・段階施工・仮設最小化・無足場(ロープアクセス等)で止めない補修を設計。

  7. 安全・環境への配慮
     粉じん・騒音・化学物質管理、低VOC・低炭素材料、廃材分別。近隣合意も成果の一部。

  8. デジタル台帳(言える化)
     写真・膜厚・付着・温湿度・材料ロットをQR/PDFで納品。保険・監査に強い“証拠品質”。

  9. 規格・法令適合
     躯体・防水・仕上げ規格、耐火・避難・足場・化学物質関連の遵守と記録

  10. 説明責任とコミュニケーション
     住民・施設運用者・テナントへ工期・騒音・におい・動線を事前に説明し、期待値を整える。


2|発注者別「ニーズの翻訳」早見表

  • オーナー・管理者:再発防止・維持費低減・保険適合・工期短縮・稼働影響最小。

  • 設計・CM:原因の論理性、仕様選定根拠、試験値・台帳の整合、将来更新のしやすさ。

  • 居住者・テナント:安全・静音・におい配慮、周知の丁寧さ、共用部の清潔さ。


3|現場で使える「サービス・パッケージ」例

  • 診断スタートパック
     打診+赤外線+GPR+ポイントコア試験をA3一枚の劣化マップに。補修優先度(高・中・低)を色分け。

  • 再発防止パック
     断面修復+防錆+表面含浸/コーティング+排水・通気ディテール改善。施工前後の水試験を動画で添付。

  • 操業継続パック
     夜間・ゾーニング・粉じん/臭気管理・無足場化をセット。騒音カレンダーと掲示物テンプレ付き。

  • 品質“言える化”パック
     付着強度、膜厚、温湿度ログ、材料ロット、施工写真をQRで台帳化し、引渡し当日にPDF納品。


4|チェックリスト(抜粋:そのまま現場で)

計画前

  • 劣化因子仮説(中性化/塩害/凍害/疲労/ASR)

  • NDTメニューの選定と採取位置図

  • 性能目標(耐久年・水密・美観・運用条件)

設計・材料

  • 下地含水率・pH・粗さ/プライマー適合

  • ひび割れ分類と処置方針(注入・充填・誘発目地)

  • 断面修復材・防錆材・保護材の組合せ根拠

施工・品質

  • 養生計画(温湿度・風・日射)、可使時間

  • 付着強度・膜厚・電位・含水など検査計画

  • 写真台帳:全景→中景→接写(要点)

引渡し・維持

  • 点検周期・小補修の目安

  • 再発兆候チェック(錆汁・白華・鼓音・漏水跡)

  • 安全・清掃マニュアルの更新


5|ショートケース(要点のみ)

A|海沿いRCバルコニー(塩害)

  • 診断:電位測定とCl⁻分析で腐食ゾーン確定。

  • 施工:断面修復+防錆+含浸+手摺根元の排水改善

  • 結果:錆汁消失、点検周期を延伸。外観も安定。

B|集合住宅のタイル外壁(浮き・剥落リスク)

  • 診断:打診+赤外線+引張試験で範囲を定量化。

  • 施工:アンカー固定+部分置換、上から可とう形塗膜でクラック追従。

  • 結果:落下リスク大幅低減、再塗装周期を延長

C|工場床(操業継続×薬品)

  • 診断:薬品リスト・浸食状況ヒアリング。

  • 施工:ポリマーセメント下地調整→耐薬品コーティング通路ゾーニングで稼働維持。

  • 結果:洗浄時間30%短縮、欠損再発なし。


6|KPI(成果を数値で語る)

  • 再劣化率(1・3年後の不具合発生件数)

  • OTIF(時間内・数量内達成率)

  • 付着合格率/膜厚合格率

  • 苦情件数(騒音・におい・清掃)

  • LCC削減額/CO₂削減量(推計)


7|この仕事の“やりがい”——8つの瞬間

  1. 原因がほどけた瞬間
     データがつながり、劣化の道筋が“見える”。対症療法ではなく本質対策に辿り着ける快感。

  2. 機能が戻る・上がる
     漏れていた所が止まり、剥がれていた壁が静かになり、使い勝手と安全が目に見えて改善。

  3. 数字で信頼される
     付着・膜厚・温湿度ログが揃い、**「だから大丈夫」**を証拠で語れる誇り。

  4. 止めずに直せた
     操業・営業・生活を止めない段取りがハマったときの達成感。

  5. 多職種の連携が噛み合う
     設計・監督・材料メーカー・職人が同じ地図で動き、手戻りゼロで着地。

  6. 資産価値に効く
     延命・美観・安全の向上が賃料・満足度・評価額に跳ね返る実感。

  7. 社会と環境に効く
     撤去・建替えよりCO₂が小さい“補修の価値”を自分の手で実装できる。

  8. 知識が資産になる
     失敗も成功もSOPと台帳に蓄え、次の現場で再現できる学びの循環。


8|90日アクション(すぐ効く三手)

  1. 診断テンプレを整備
     対象別(外壁/床/屋上/鉄骨)のNDTセットと採取位置図をA3一枚に標準化。

  2. 台帳DXを開始
     写真・検査値・ロット・温湿度をQRで一元管理。引渡し日にPDF納品できる体制へ。

  3. 材料ピラミッドを社内化
     断面修復・防錆・表面保護・注入・弾性下地の推奨組合せ表を作り、試験施工でSOPに落とす。


結び

補修工事の本質は、壊れた表面を埋めることではなく、壊れた理由を断ち切ることにあります。
原因に迫り、機能を再設計し、記録で未来に責任を持つ——その一連の営みが、建物と街の寿命を確実に伸ばします。

今日の一手は、十年先の安心につながる。
“直した”では終わらず、なぜ・どう直し、どれだけ持つかを語れる現場を、次の案件から一緒に作っていきましょう。

リペアセッペのよもやま話~part22~

皆さんこんにちは!

リペアセッペの更新担当の中西です!

 

さて今回のよもやま話では

~変遷~

直すから“再設計する”へ。ストック時代の品質は現場でつくられる

新築中心の時代が終わり、建物・土木構造物・インフラの「長く使う」をどう実装するかが社会の主題になりました。補修工事は、ひびを埋める・錆を止めるといった対症療法から、劣化メカニズムを特定し、残存性能を評価し、将来リスクを管理する“外科と予防医療のあいだ”へ進化しています。本稿では、補修の世界でこの数十年に起きた変化を、素材・調査診断・工法・マネジメント・人材・環境の視点で整理します。


1|素材の変遷:モルタル一択から“機能材料の組み合わせ”へ

  • 従来:セメント系モルタルやエポキシ樹脂で欠損部を埋め、塗装で保護するのが中心。

  • 現在:目的に応じて材料を“処方”。

    • 断面修復:ポリマーセメント、繊維補強モルタル、超高強度繊維補強コンクリート(UHPC)

    • 鉄筋腐食対策:防錆プライマー、再アルカリ化、電気防食(CP)、浸透型腐食抑制剤。

    • ひび割れ:低圧樹脂注入、結晶性浸透材、自己治癒促進材。

    • 補強CFRP/AFRPの連続繊維シート・プレート、鋼板接着、鋼繊維吹付。

    • 仕上げ保護:可とう性の高い遮塩・遮水コーティング、光触媒・低汚染塗膜。
      → “何を塗るか”から**“劣化因子をどう遮断・拡散・制御するか”**へ。


2|調査診断の変遷:目視から“可視化+推定寿命”へ

  • :ハンマー打診・目視・簡易中性化試験。

  • いま:非破壊検査(NDT)を組み合わせて原因と範囲を定量化

    • 電磁レーダ(GPR):かぶり厚・配筋探査。

    • 赤外線サーモ:浮き・剥離の面的検出。

    • 反発度・超音波・衝撃弾性波:劣化度合い。

    • 電位測定・コンクリート抵抗:腐食の進行可能性。

    • ドローン・点群(3Dスキャン):高所・大面積の迅速把握。

  • 意思決定:現地データを劣化予測モデルに載せ、残存寿命・補修タイミングの最適化へ。
    → 「割れているから埋める」から、**“なぜ割れたか/次はどこが危ないか”**を先に押さえる運用に。


3|工法の変遷:部分手当から“機能の再構築”へ

  • 表層更新(ライニング、可とう系塗膜):ひび追従・遮塩・防水で劣化因子の侵入を遅延

  • 断面修復:下地除去→防錆→再生モルタル→養生の標準化、仕上げで**含水・CO₂・Cl⁻**の入口管理。

  • 補強・耐震:CFRP巻立て/鋼板接着/増し壁・ブレース/座屈拘束、部材単体からシステム剛性で評価。

  • プレハブ化:欠損部にプレキャスト部材を取り付ける置換型補修。工期短縮と品質の平準化。

  • ライフライン:更生管(SPR、CIPP)、マンホールのポリマーライニング。
    → 補修は延命だけでなく、**性能向上(耐震・耐久・維持費削減)**まで担う。


4|品質管理の変遷:職人技頼みから“数値+記録”へ

  • 材料ロット・配合・可使時間の管理、環境条件(温湿度・風速)をデータ記録。

  • 付着強度・引張試験・膜厚測定をロットごとに。

  • 施工プロセスのDX:写真・検査表・センサーデータをクラウド台帳化し、引渡し=証拠の時代に。
    → 「ちゃんとやりました」ではなく、**“こういう条件で、こう施工し、こう検査して合格”**と語れる品質へ。


5|マネジメントの変遷:単発工事から“予防保全と資産経営”へ

  • 点検義務・長寿命化計画の普及で、**計画的補修(予防保全)**が主流化。

  • 発注も多様化:性能規定・包括契約・アライアンス方式で「結果」を共同管理。

  • 在来→短工期:交通規制・操業・住民生活に配慮し、夜間・段階施工・無足場化(ロープアクセス等)を織り込む。


6|サステナビリティの変遷:壊して作り直すから“循環”へ

  • LCA/EPDで補修のCO₂削減効果を可視化(延命=最小環境負荷)。

  • 選別解体・再資源化、防食や表層更新で更新周期を伸ばす

  • 低炭素材料(フライアッシュ、石灰系、ジオポリマー、再生骨材)の活用が増加。
    → 補修は環境投資でもある、という価値認識が定着。


7|人材・安全の変遷:技能+データの“二刀流”

  • 資格とSOP:コア技能(はつり・注入・FRP施工)を動画SOPと実地評価で見える化。

  • 高所・閉所・化学物質への安全対策を計画段階で織り込み。

  • 現場教育:欠陥事例を因果で共有し、設計側へフィードバックの循環をつくる。


8|用途別の進化(ごく短く)

  • 建築外装:タイル・PCaの浮き管理→部分置換/アンカー/軽量化、仕上げは低汚染で再塗装周期を延長。

  • 橋梁・RC床版塩害・疲労に対して表層置換+防食、床版増厚/FRP下面補強

  • トンネル:覆工背面空洞の充填、ライニング更新、漏水の系統処理

  • 下水道:硫化水素腐食にポリマーライニング、管更生で掘削レス。


9|ケーススタディ(要点のみ)

A|海岸部RC桟橋の塩害

  • 診断:電位測定・Cl⁻分析→腐食進行ゾーンを特定。

  • 施工:断面修復+電気防食+表面含浸。

  • 効果:腐食速度低下、点検周期を延伸。更新よりCO₂と費用を大幅削減

B|集合住宅の外壁タイル

  • 診断:打診+赤外線+引張試験。

  • 施工:浮き部アンカー固定+部分置換、上から可とう形塗膜でクラック追従

  • 効果:落下リスク低減、再劣化を抑え再塗装周期を延長

C|既存RC柱の耐震補強

  • 診断:曲げせん断余裕が小。

  • 施工:CFRPシート巻立て+定着ディテール最適化。

  • 効果:靭性向上、居ながら工事で営業継続。


10|現場で使えるチェックリスト

計画前

  • 劣化因子(中性化/塩害/凍害/疲労/ASR)の仮説立て

  • 点検・NDTの組み合わせと採取位置計画

  • 性能目標(残存寿命・耐荷力・水密・美観)の合意

設計・材料

  • 付着設計(下地粗さ・プライマー相性)

  • 補強のアンカー・定着・座屈検討

  • 養生条件(温湿度・期間)、可使時間・膜厚の規定

施工・品質

  • 除去範囲の境界明確化/粉じん・騒音対策

  • 付着・圧縮・曲げ・膜厚・気密等の検査計画

  • 写真・データ台帳(材料ロット/試験値/環境条件)

引渡し・維持

  • 点検周期・補修保証の条件

  • 劣化兆候の早期発見ポイント(錆汁・白華・鼓音・漏水跡)

  • 予防保全カレンダー(清掃・小補修・再コート時期)


11|“いま”に合う実装:90日アクション

  1. 診断テンプレの整備:赤外線・GPR・電位・含水など、対象構造別の標準メニューをA3一枚で。

  2. 台帳DX:写真・検査値・ロットをQRで紐づけ、現場完了日にPDFを出せる体制に。

  3. 材料の引き出しを増やす:断面修復・防食・FRP・表面保護の4カテゴリ×各2製品を試験施工して、社内SOP化。


結び

補修工事は、壊れた箇所を塞ぐ作業ではありません。原因を解剖し、機能を再設計し、記録で未来に責任を持つ仕事です。
新築が減り、ストックが増えるほど、補修の価値は建物の価値=資産価値そのものになります。
次の現場では、診断の質→工法の必然→品質の言える化の三段跳びでいきましょう。
「直した」ではなく、**“なぜ・どう直し、どれだけ持つか”**が語れる現場から、安心とサステナが生まれます。

リペアセッペのよもやま話~part21~

皆さんこんにちは!

リペアセッペの更新担当の中西です!

 

さて今回のよもやま話では

~“壊れる前に直す”~

修繕はコストではなく資産の延命投資
ここでは、建物オーナー・管理者・元請け向けに、予防保全×データ化×低環境負荷で回す補修運用を解説します。


1|予防保全のKPI設計 📈

  • ひび密度・浮き率・漏水件数・シーリング経年を指標化

  • 優先度=影響度×緊急度×費用年間・中期計画に落とす

  • **LCC(ライフサイクルコスト)**視点で「小さく早く」を基本戦略に


2|点検→計画の“リズム” 🗓️

  • 年1点検:外壁・屋上・バルコニー・共用部の見える化報告

  • 3〜5年ごとの精密診断:打診・赤外線・中性化・配筋探査

  • 中期修繕計画足場共有化(外壁+防水+シーリング同時)で仮設を一回にして効率化


3|材料・工法のアップデート 🧪🌡️

  • 低VOC/水性への切替で居ながら施工を円滑に

  • シラン系含浸/可とう型仕上でひび追従&中性化抑制

  • 速硬化樹脂・半たわみ停止時間を最小化(工場・店舗)

  • 遮熱・断熱塗装で空調負荷↓、屋根・外壁の快適性↑


4|DXで“迷わない・漏らさない”管理へ 📱🛰️

  • ドローン&点群:高所の劣化を安全に把握、数量拾いを自動化

  • 電子黒板×写真台帳:必須カットをテンプレ化、検索1秒

  • QR台帳:箇所ごとに過去の補修履歴・材料Lot・色番を紐付け

  • ダッシュボード進捗・苦情・事故ゼロ日数を共有し、全員の見える指標に


5|現場の省人化・時短オペ ⚙️⏱️

  • 予約スロット制で資材搬入と住民動線を分離

  • モックアップ・試験施工で“本番のやり直し”を回避

  • プレパック材料で計量ミスをゼロに、品質のバラつき抑制


6|環境配慮と近隣コミュニケーション 🌿🤝

  • 再生材・低温硬化の採用でCO₂と臭気を抑制

  • 騒音・粉じん対策(静音機器・集じん・散水)を掲示で可視化

  • 居ながら配慮においピーク・通行止時間を事前配信。お子様・高齢者優先動線を設ける


7|ケース:屋上防水“通気緩衝+排水改良”で再発ゼロ 💧🏢

  • Before:降雨後の室内漏水、既存シート下に結露水

  • 打ち手:下地含水測定→通気緩衝工法+脱気筒ドレン更新

  • After:1年監視で漏水ゼロ、夏季の室温上昇も抑制✨


8|“30日アップデート計画” 🗺️⚙️

  • Day1–7:全館点検→劣化マップ作成

  • Day8–14:優先順位と年計画を合意(足場共有の機会を設計)

  • Day15–21試験施工&住民説明会(臭気・騒音・動線)

  • Day22–30:本施工→台帳・保証をデータ納品→KPIダッシュボード稼働


9|発注前チェックリスト✅

[ ] 診断報告(写真・数値・位置)
[ ] 下地処理と試験方法の明記
[ ] 材料名・仕様書・膜厚・Lot管理
[ ] 施工計画(臭気・騒音・動線・天候基準)
[ ] 台帳・保証・定期点検の約束


まとめ ✨

予防保全×DX×環境配慮で、補修は“場当たり”から“設計された延命”へ。
見える化・時短・再発ゼロをキーワードに、資産価値と安全を同時に守りましょう。📊🧱🌈

リペアセッペのよもやま話~part20~

皆さんこんにちは!

リペアセッペの更新担当の中西です!

 

さて今回のよもやま話では

~“原因に効く補修”~

補修は「壊れた所を埋める」ではなく、原因に効かせて再発を止める仕事
本記事では、劣化診断→工法選定→品質管理を一直線につなぐ“現場の型”をまとめます。


1|症状→原因の見立てマップ ️

  • コンクリート:ひび割れ(乾燥・温度・荷重・沈下・鉄筋腐食)/エフロ/爆裂(かぶり不足・中性化)

  • タイル・石:浮き・剥離(下地不良・動き)/目地劣化

  • 防水:膨れ・破断(下地含水・可塑剤移行)/入隅の切れ

  • 金属:錆び・孔食(電食・塩害)

  • 木部:腐朽・割れ(含水・紫外線)

“症状=結果”。まず**水(雨・結露)と動き(温度差・振動)**の通り道を見つけます。↔️


2|診断フロー(小〜中規模の定番)

  1. 目視・打診・水平器:範囲を絞る

  2. 含水・pH・中性化:簡易検査で“濡れ・劣化度”を把握

  3. 配筋・かぶり・欠陥探査(電磁レーダ・探査器)

  4. 赤外線サーモ/ドローン:高所や広面を可視化

  5. マッピング:平面図に症状・原因仮説・優先度を重ねて合意

診断結果は写真+数値+位置で“見える化”。見積・工法選定がぶれません。


3|工法選定:部位別の“効く一手”

  • コンクリートひび割れ
     ・動かない(乾燥・収縮):Uカットシール表面含浸
     ・動く(構造・温度):エポキシ樹脂注入+可とうシール

  • 爆裂・鉄筋腐食斫り→防錆→断面修復(ポリマーセメント)→仕上げ

  • タイル浮きアンカーピンニング+樹脂注入張り替え(広範囲)

  • シーリング劣化三面接着を避けるバックアップ材+プライマー→打替え

  • 防水改修(屋上・バルコニー):ウレタン塗膜/改質ゴム系シート/FRP
     → 下地含水・通気入隅補強を最優先設計

  • 金属腐食ケレン(規格)→防錆下塗→上塗板金被覆

  • 床・動線(工場・店舗):速硬化モルタル/半たわみ系で時短復旧

“下地処理8割”——清掃・素地調整・プライマーが仕上げの寿命を決めます。


4|品質管理の“型”

  • 環境管理:温湿度・下地含水の記録(雨後は無理をしない)

  • 付着の確認:試験片/プルオフ試験/タイル打診音の記録

  • 膜厚管理:塗膜・防水はウエット膜厚→乾燥膜厚でWチェック

  • 止水確認:散水試験は範囲・時間・経路を記録

  • 写真台帳Before→下地→プライマー→主材→完了同一角度


5|安全・周辺配慮

  • 高所・開口:親綱・二丁掛け・先行手すり

  • 粉じん・騒音・臭気:集じん・散水・低臭材料、掲示とポスティング

  • 有害物の疑い(アスベスト・鉛塗膜など):事前調査→届出→適正処理

  • 居ながら改修:動線・仮囲い・作業時間帯を生活目線で設計


6|“1日で変える”小規模補修の流れ(例)⏱️

  1. 養生・下地清掃→2) ひびシールor注入→3) 目地打替→4) タッチアップ塗装→5) 清掃・是正
    臭気・騒音のピーク時間を事前に案内してクレームゼロへ。


7|ミニケース:駐車場スラブの漏水止め

  • 症状:階下天井にシミ、雨後に滴下

  • 原因:排水口付近のひび+防水の切れ

  • 対策注入止水→通気緩衝の局所防水→排水金物更新

  • 結果:1か月監視で漏水ゼロ、走行感も改善✨


8|見積りの“見るべき欄”

  • 下地処理の範囲・規格材料名・使用量試験・台帳の有無保証範囲
    → ここが曖昧だと、安く見えて高くつくことが多いです。


まとめ ✨

補修の成否は、原因特定×下地処理×品質記録で決まります。
診断から完了まで**“見える化”**し、再発しない補修で建物の寿命を伸ばしましょう。