リペアセッペのよもやま話～part２１～
皆さんこんにちは！
リペアセッペの更新担当の中西です！
さて今回のよもやま話では
～“壊れる前に直す”～
修繕はコストではなく資産の延命投資。
ここでは、建物オーナー・管理者・元請け向けに、予防保全×データ化×低環境負荷で回す補修運用を解説します。
目次
1｜予防保全のKPI設計 📈
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ひび密度・浮き率・漏水件数・シーリング経年を指標化
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優先度＝影響度×緊急度×費用で年間・中期計画に落とす
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**LCC（ライフサイクルコスト）**視点で「小さく早く」を基本戦略に
2｜点検→計画の“リズム” 🗓️
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年1点検：外壁・屋上・バルコニー・共用部の見える化報告
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3〜5年ごとの精密診断：打診・赤外線・中性化・配筋探査
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中期修繕計画：足場共有化（外壁＋防水＋シーリング同時）で仮設を一回にして効率化
3｜材料・工法のアップデート 🧪🌡️
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低VOC／水性への切替で居ながら施工を円滑に
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シラン系含浸／可とう型仕上でひび追従＆中性化抑制
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速硬化樹脂・半たわみで停止時間を最小化（工場・店舗）
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遮熱・断熱塗装で空調負荷↓、屋根・外壁の快適性↑
4｜DXで“迷わない・漏らさない”管理へ 📱🛰️
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ドローン＆点群：高所の劣化を安全に把握、数量拾いを自動化
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電子黒板×写真台帳：必須カットをテンプレ化、検索1秒
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QR台帳：箇所ごとに過去の補修履歴・材料Lot・色番を紐付け
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ダッシュボード：進捗・苦情・事故ゼロ日数を共有し、全員の見える指標に
5｜現場の省人化・時短オペ ⚙️⏱️
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予約スロット制で資材搬入と住民動線を分離
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モックアップ・試験施工で“本番のやり直し”を回避
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プレパック材料で計量ミスをゼロに、品質のバラつき抑制
6｜環境配慮と近隣コミュニケーション 🌿🤝
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再生材・低温硬化の採用でCO₂と臭気を抑制
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騒音・粉じん対策（静音機器・集じん・散水）を掲示で可視化
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居ながら配慮：においピーク・通行止時間を事前配信。お子様・高齢者優先動線を設ける
7｜ケース：屋上防水“通気緩衝＋排水改良”で再発ゼロ 💧🏢
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Before：降雨後の室内漏水、既存シート下に結露水
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打ち手：下地含水測定→通気緩衝工法＋脱気筒、ドレン更新
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After：1年監視で漏水ゼロ、夏季の室温上昇も抑制✨
8｜“30日アップデート計画” 🗺️⚙️
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Day1–7：全館点検→劣化マップ作成
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Day8–14：優先順位と年計画を合意（足場共有の機会を設計）
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Day15–21：試験施工＆住民説明会（臭気・騒音・動線）
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Day22–30：本施工→台帳・保証をデータ納品→KPIダッシュボード稼働
9｜発注前チェックリスト✅
[ ] 診断報告（写真・数値・位置）
[ ] 下地処理と試験方法の明記
[ ] 材料名・仕様書・膜厚・Lot管理
[ ] 施工計画（臭気・騒音・動線・天候基準）
[ ] 台帳・保証・定期点検の約束
まとめ ✨
予防保全×DX×環境配慮で、補修は“場当たり”から“設計された延命”へ。
見える化・時短・再発ゼロをキーワードに、資産価値と安全を同時に守りましょう。📊🧱🌈
